■日本拳法とは


 日本拳法とは、防具を着装し打撃・投げ技・寝技・関節技などを使い自由に、 そして安全に楽しめる格闘技です。

現在では健康のために、体力向上に、ダイエットにとても有効で、老若男女問わず全国に広まっています。

 

 日本拳法の歴史は、1932年(昭和7年)に故

澤山宗海宗家が大阪の地に『大日本拳法』を創始したことに始まります。空手やボクシングが今日のように日本中に広まる以前、拳を使った格闘技の修行者が自由に突きや蹴りを繰り出す稽古は極めて危険で、血を流さずに行うのは不可能でした。このために拳の格技は型(かた)やひとり稽古一辺倒になってしまい、また拳を使った格闘技そのものも滅亡寸前だったのです。この状況を打破するため、当時関西大学の柔道部だった澤山宗家は、安全に、そして自由にパンチ・キックを打ち合えるよう防具を開発し完成させたのが『日本拳法』です。

 

 2002年、日本拳法は誕生70周年を迎えました。日本には、ここ最近のように総合格闘技が流行するはるか以前から日本独自の総合格闘技が存在していたのです。残念ながらその知名度はあまり高くありませんが、日本拳法の試合を見れば、その魅力がすぐにわかるはずです。ぜひ一度、試合や練習風景をご覧になってください。

 

 私たち立命館大学日本拳法部は、部員全員がそれぞれの目標を持ち、日本拳法の稽古を通じてその目標を達成しようとしています。また部員は活気に満ちていてとても楽しく練習しています。時には壁にぶつかりつらいこともありますが、決してくじけたりしない強い精神を持ち、その必死で壁を乗り越えるよう努力しています。立命館大学に入学された方は是非、我ら日本拳法部の道場に見学に来てください!!